ぺテルブルグの現在の最高気温は8度、最低気温は1度です。今日はずいぶん暖かいですが、数日前には雪が降っていました。
このブログは一応週一回更新を目指しています。しかし、この3週間は日曜日に、観劇やペテルブルグ日本センターで日本語を学ぶ学生との交流会があり、更新できませんでした。ペテルブルグ生活2年目に入っての9月・10月はアカデミーの授業が忙しく、舞台はあまり見ていませんが、以下のような作品を観劇できました。
1)『ワーニャ伯父さん』チェーホフ作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
2)『オセロ』シェイクスピア作、エイムンタス・ネクロシウス演出、メノフォルタス劇場、リトアニア
3)『ペルソナ。マリリン』クリスチャン・ルパ作・演出、グスタウ・ホルベク・ドラマ劇場、ポーランド
4)『メディア』ジャン・アヌイ、ルシアス・セネカ、ジョセフ・ボロドスキー作、カマ・ギンカス演出、モスクワ青年劇場、モスクワ
5)『太陽の子』ゴーリキー作、リュック・ペルセバル演出、ターリア劇場、ハンブルグ、ドイツ
6)『人生と運命』ヴァシリー・グロスマン作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
7)『3人姉妹』チェーホフ作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
ちなみに、ぺテルブルグ以外の都市から来た舞台は、9月から10月にかけて行われた、バルトの家演劇祭で見ました。このバルトの家演劇祭はぺテルブルグのバルトの家劇場で毎年秋に行われる演劇祭です。ペテルブルグは演劇祭が1年を通うしてかなり多いですが、バルトの家演劇祭が最も国際的水準の高い演劇祭です。今年も世界最高の水準にある舞台をいくつも見ることができて良かったです。このような演劇祭の作品を見ると、ペテルブルグは世界を代表する演劇都市の一つだなと実感させられます。しかし、個人的にはぺテルブルグ・マールイドラマ劇場の作品の方が演劇祭の作品より質が高い気がする。
アカデミーの授業はいろんなことがあったけれど、今日は身体的行動について書きます。ある生徒が演技の授業で、大切な絵を雨の中自宅に持って帰ってきて部屋に飾るというエチュードを見せた。そのあとマスターが雨の中帰ってきたのだから雨に打たれた身体の感覚が帰宅しても残っていなければならないと言った。そこで、マスターの指示である状況の中帰ってくるというエチュードを3人の生徒が発表した。
①誰かに追われている女
②ファースト・キスを経験した女
③大事な本を持って帰ってきたが、土砂降りにあった男
というのが、帰ってきたときに感じる身体行動のエチュードだった、これらの状況をあたえられた生徒がその状況を知らない生徒たちの前で演じて、観客である生徒は状況をあてるという訓練だった。このエチュードを見て感じたことは具体的な状況を与えられると舞台上での身体行動が変わってくるということである。マスターが行っていたことは常に状況に応じた身体行動を俳優は表現できなければならいということだった。
このブログは一応週一回更新を目指しています。しかし、この3週間は日曜日に、観劇やペテルブルグ日本センターで日本語を学ぶ学生との交流会があり、更新できませんでした。ペテルブルグ生活2年目に入っての9月・10月はアカデミーの授業が忙しく、舞台はあまり見ていませんが、以下のような作品を観劇できました。
1)『ワーニャ伯父さん』チェーホフ作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
2)『オセロ』シェイクスピア作、エイムンタス・ネクロシウス演出、メノフォルタス劇場、リトアニア
3)『ペルソナ。マリリン』クリスチャン・ルパ作・演出、グスタウ・ホルベク・ドラマ劇場、ポーランド
4)『メディア』ジャン・アヌイ、ルシアス・セネカ、ジョセフ・ボロドスキー作、カマ・ギンカス演出、モスクワ青年劇場、モスクワ
5)『太陽の子』ゴーリキー作、リュック・ペルセバル演出、ターリア劇場、ハンブルグ、ドイツ
6)『人生と運命』ヴァシリー・グロスマン作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
7)『3人姉妹』チェーホフ作、レフ・ドージン演出、ペテルブルグ・マールイ・ドラマ劇場
ちなみに、ぺテルブルグ以外の都市から来た舞台は、9月から10月にかけて行われた、バルトの家演劇祭で見ました。このバルトの家演劇祭はぺテルブルグのバルトの家劇場で毎年秋に行われる演劇祭です。ペテルブルグは演劇祭が1年を通うしてかなり多いですが、バルトの家演劇祭が最も国際的水準の高い演劇祭です。今年も世界最高の水準にある舞台をいくつも見ることができて良かったです。このような演劇祭の作品を見ると、ペテルブルグは世界を代表する演劇都市の一つだなと実感させられます。しかし、個人的にはぺテルブルグ・マールイドラマ劇場の作品の方が演劇祭の作品より質が高い気がする。
アカデミーの授業はいろんなことがあったけれど、今日は身体的行動について書きます。ある生徒が演技の授業で、大切な絵を雨の中自宅に持って帰ってきて部屋に飾るというエチュードを見せた。そのあとマスターが雨の中帰ってきたのだから雨に打たれた身体の感覚が帰宅しても残っていなければならないと言った。そこで、マスターの指示である状況の中帰ってくるというエチュードを3人の生徒が発表した。
①誰かに追われている女
②ファースト・キスを経験した女
③大事な本を持って帰ってきたが、土砂降りにあった男
というのが、帰ってきたときに感じる身体行動のエチュードだった、これらの状況をあたえられた生徒がその状況を知らない生徒たちの前で演じて、観客である生徒は状況をあてるという訓練だった。このエチュードを見て感じたことは具体的な状況を与えられると舞台上での身体行動が変わってくるということである。マスターが行っていたことは常に状況に応じた身体行動を俳優は表現できなければならいということだった。
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