以下の2017年度開場予定の福岡市拠点文化施設基本計画に関して、福岡市政への提案を福岡市のホームページから文化振興課に対して行った。
【分析】以下の質問に対する文化振興課の回答を見ると以下の事が推測できる。
① 演劇の実演家の育成について思考していない。または考える演劇的知識がある人材がいない。
② 演劇創造の拠点となる小劇場を設置することに消極てきである。
質問と回答は以下の通りである:
https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/shiminnnokoe/message.php
【件名】福岡市拠点文化施設基本計画について(必ず4つの質問に回答してください)
【内容】①福岡市拠点文化施設基本計画(以下拠点文化施設)の発表は2013年度と市のHPにあるが、何故まだ発表していないのか?②当初2017年度に拠点文化施設の完成の予定だったが、本当に間に合うのか?③世界的な演劇文化の発信施設としての拠点文化施設の運営、事業のためには演劇の実演家(演劇制作者、演出家、俳優、舞台監督、美術家、照明家、音響家、映像作家、ドラマトゥルク、演劇批評家)を育成する4年制以上の専門的な演劇大学(理論)、演劇学校(実技)が必ず必要です。これら演劇実演家のための人材育成のための演劇大学と演劇学校の設立は何時(何年)になるのか?かならず2017年の施設完成の最低4年前に開学する必要があります。④中間報告(2013年)による
と小劇場が拠点文化施設には無いようだが、必ず2から3つの小劇場を創ってください。
菊永拓郎 様
ご意見ありがとうございます。
福岡市拠点文化施設に関しましては,平成24年3月に基本構想を策定し,その後,基本計画の策定に向けて,拠点文化施設に必要な機能,施設規模,配置,事業費の検討とあわせて,整備場所となる公園との一体的な整備などについて関係機関とも協議しながら検討を進めており,時間を要したものです。基本計画につきましては,今後,市民意見募集を実施したうえで,平成27年度中の策定を予定しております。
また,開館時期を含む事業スケジュールにつきましては,基本計画において公表する予定でございます。
人材育成につきましては,基本構想Ⅲ.1.⑦において「文化芸術の創造発信に必要な人材の育成に取り組みます。また,この機能は拠点文化施設だけで担うのではなく,教育機関など他の機関と密接な連携を図ります。」としていることをふまえ,アートマネジメント人材の養成に取り組む大学等の教育機関や(公財)福岡市文化芸術振興財団等との連携を図っていきたいと考えております。
小ホールにつきましては,必要性をふまえ,練習室に公演の場としても使用できる機能を付加するなど,今後検討してまいります。
【お問合せ】
福岡市経済観光文化局文化振興課
〒810-8620 福岡市中央区天神1-8-1
電話:092-733-5113
FAX:092-733-5537
メール:bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp
参考:
① 福岡市拠点文化施設基本構想:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/bunka/shisei/kyotenbunkashisetsu_kihonkousou_sakutei.html
② 福岡市拠点文化施設基本計画(案)の中間報告:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37614/1/keizai_houkoku2.pdf
【分析】以下の質問に対する文化振興課の回答を見ると以下の事が推測できる。
① 演劇の実演家の育成について思考していない。または考える演劇的知識がある人材がいない。
② 演劇創造の拠点となる小劇場を設置することに消極てきである。
質問と回答は以下の通りである:
https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/shiminnnokoe/message.php
【件名】福岡市拠点文化施設基本計画について(必ず4つの質問に回答してください)
【内容】①福岡市拠点文化施設基本計画(以下拠点文化施設)の発表は2013年度と市のHPにあるが、何故まだ発表していないのか?②当初2017年度に拠点文化施設の完成の予定だったが、本当に間に合うのか?③世界的な演劇文化の発信施設としての拠点文化施設の運営、事業のためには演劇の実演家(演劇制作者、演出家、俳優、舞台監督、美術家、照明家、音響家、映像作家、ドラマトゥルク、演劇批評家)を育成する4年制以上の専門的な演劇大学(理論)、演劇学校(実技)が必ず必要です。これら演劇実演家のための人材育成のための演劇大学と演劇学校の設立は何時(何年)になるのか?かならず2017年の施設完成の最低4年前に開学する必要があります。④中間報告(2013年)による
と小劇場が拠点文化施設には無いようだが、必ず2から3つの小劇場を創ってください。
菊永拓郎 様
ご意見ありがとうございます。
福岡市拠点文化施設に関しましては,平成24年3月に基本構想を策定し,その後,基本計画の策定に向けて,拠点文化施設に必要な機能,施設規模,配置,事業費の検討とあわせて,整備場所となる公園との一体的な整備などについて関係機関とも協議しながら検討を進めており,時間を要したものです。基本計画につきましては,今後,市民意見募集を実施したうえで,平成27年度中の策定を予定しております。
また,開館時期を含む事業スケジュールにつきましては,基本計画において公表する予定でございます。
人材育成につきましては,基本構想Ⅲ.1.⑦において「文化芸術の創造発信に必要な人材の育成に取り組みます。また,この機能は拠点文化施設だけで担うのではなく,教育機関など他の機関と密接な連携を図ります。」としていることをふまえ,アートマネジメント人材の養成に取り組む大学等の教育機関や(公財)福岡市文化芸術振興財団等との連携を図っていきたいと考えております。
小ホールにつきましては,必要性をふまえ,練習室に公演の場としても使用できる機能を付加するなど,今後検討してまいります。
【お問合せ】
福岡市経済観光文化局文化振興課
〒810-8620 福岡市中央区天神1-8-1
電話:092-733-5113
FAX:092-733-5537
メール:bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp
参考:
① 福岡市拠点文化施設基本構想:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/bunka/shisei/kyotenbunkashisetsu_kihonkousou_sakutei.html
② 福岡市拠点文化施設基本計画(案)の中間報告:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37614/1/keizai_houkoku2.pdf
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現在、コルテス作『黒んぼと犬たちの闘争』、東京公演(2015年5月29-31日、日暮里d-倉庫)の制作、演出としてHP立ち上げ、票券システム構築、チラシ作成、演出プランなどを行っている。演出と制作を同時に行うのはあまりの事務量の多さからよく途方にくれ、精神的にも憂鬱になることが多く、体調不良の原因となる。1年半前から制作者や票券担当者を決めていたが、スケジュールの関係でドタキャンがあり、演出の私が福岡公演と同じように制作を行っっている。福岡市では行政の文化振興財団や大学がアートマネジメントセミナーを毎年10年間にわたって行ってきたが、そこで演劇制作ができる制作者が育ったという話を聞かない。地域の演劇集団を支える実務ができる演劇制作者の育成が急務だと思う。演出家が制作を兼ねているとどうしても専門性に欠けるし、精神的・肉体的にも大きな負担となってスケジュールに遅れが出てしまうのである。制作者の不在による演劇制作の問題は市民と演劇人が協力して解決しなければならない問題である。ときどき制作力が低いと私が責められることがあるが演出家1人の制作力だけを問題にするのはあまり建設的解決策ではない。少なくとも地域の演劇団体の制作を兼ねている演劇人が制作に関する相談ができる環境をつくることが必要である。
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